〔おもしろ雑学〕 凧あげは何故「タコ」なのか?
 お正月の遊びのひとつとして、子どもの頃に誰もが楽しんだのが「凧あげ」だが、よく考えてみると、形も似ていないのに何故「タコ」と呼んだのだろうか。

 その昔、主に関西地方では、イカの形をした尻尾のついたものを飛ばしていて、これを「イカあげ」と呼んでいた。ところがその人気が加熱しすぎたため、1655年のこと、幕府が「イカあげ禁止令」を出したのである。

 ところが庶民たちはその上をいっていて、依然としてその遊びを続けたのであった。役人から責められると、庶民たちは「これはイカじゃなくてタコです」といっていい逃れたという。このように呼び名を変えて遊ぶようになり、これが「たこあげ」として定着し、現在に至っている。