〔おもしろ雑学〕
電話は悪魔の仕業?
電信機が日本に伝わったのは、1854年にペリーが黒船で2度目の来日をしたときであるが、1869年には日本で初の公衆電信線の工事が始まった。1869年8月19日には横浜市内で約770メートルの電信線を架設し実験が始められた。
ベルが電話を発明した翌年の 1877年11月には、すでに日本に電話機第1号が輸入されている。その後、1890年に東京で一般加入者155名で電話業務が始まったのである。
電話に驚いた当時の人々は、これを悪魔の仕業と信じ、線の下を通るときは厄除けのおまじないを唱えたとか、電信柱に昇っててっぺんに風呂敷包みを結んで相手に届けようとした、などの珍事が起こったそうである。