〔おもしろ雑学〕 下駄の始めは一本歯
 「二の字、二の字の下駄の跡」と川柳にも詠まれたとおり、下駄の歯は二本というのが常識です。しかしその昔、下駄の歯は一本しかなかったんです。

 下駄は平安時代、山で修行する僧侶や修験者たちが履いたのが始まりだという。山道を登り降りするには一本歯の方が滑りにくいのだという。

 京の五条の橋の欄干をひらりひらりと飛び回った牛若丸の高下駄も一本歯だったはず。後に庶民がはくようになって、平地を歩くために二本歯に改良され、江戸時代には下駄が全盛となった。