〔おもしろ雑学〕
お酒の飲めない人をなぜ下戸というの?
新年が明けると正月だ、新年会、夏になれば暑気払い、暮れになれば忘年会、その他にも町内会のお祭りとかお酒を飲む機会も多い。いわゆる下戸の人には辛いものですね。
この「下戸」という言葉の語源は、遥か昔の大宝律令(702年)にまで遡ります。大宝律令の戸籍では、成人男子が6人以上、8人以下の家を「上戸」、成人男子が3人以下の家を「下戸」としていました。
上戸の家は働き手が多いので裕福でした。これが、お酒の蓄えの多い少ないに通じ、ひいてはお酒が飲める、飲めないの言い回しになったのでした。体質的にお酒が飲めない人もいるので、上戸のみなさん、無理強いは禁物ですよ。