〔おもしろ雑学〕
半ドンの由来
半ドン(はんドン)とは、午前中に業務・授業が終了して午後が休みの早期終業のことを指す俗語で、午後半休のことをいう。1871(明治4)年には、正午に号砲をならす制令が施行され、正午のドンとして庶民に親しまれてきた。
今では週休2日制で、土曜日が休みになったので死語となってしまったが、かつては土曜日などに学校の授業や仕事が午前中で終わりになることを「半ドン」といっていたのである。
「半ドン」は、一日の半分の半と、正午の号砲の音のドンが合わさった言葉といわれるが、半ドンのドンは休日を意味するオランダ語の「ドンターク」からきたという説、半分ドンタークというわけだ。