〔おもしろ雑学〕 懐かしいマッチの歴史
 1827年、イギリスの薬剤師ジョン・ウォーカーが木のマッチを初めて世に出した。黄リンを使った当時のマッチは有毒ガスを発生するうえ、きわめて発火しやすいので火災の危険も高かった。

 その後、1845年に危険が少ない赤リンのマッチが発明され、やがてリンを含まない安全マッチが作られるようになった。日本では1875年に東京・三田で製造を始め、翌年には政府の補助を受けて本格的なマッチ工場が誕生している。

 現代では自動点火やライターが主流でほとんど姿を見ないマッチも、昭和23年には、不良マッチ追放の主婦大会が開かれるほど、生活に密着したものだったのである。