〔おもしろ雑学〕 江戸時代、人は左側通行だった
 現代の日本では、車は左、人は右と決まっている。しかし江戸時代の武士は左側を歩いていた。

 武士は、いつでも刀を抜けるように体の左側に刀を差していたので、道の右側を歩くと、他の武士とすれ違うときに刀と刀が触れる可能性があるからだ。

 刀は武士の魂。それに触れることはタブーであり、万が一触れると、果たし合いになっても文句は言えない。このために武士は常に道の左側を歩くようにしていたのだという。