作者:
壬生忠見(平安中期の歌人。三十六歌仙の一人)
原文:
恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか
読み:
こひすてふ わがなはまだき たちにけり ひとしれずこそ おもひそめしか
解釈:
私が恋をしているという評判は、早くも広まってしまった。誰にも知られないようにひそかに思いはじめたのだけれど。
参考:
恋すてふ:恋をしているという。
〔吉〕吉は大吉に続いていい運勢です。今日一日を明るく楽しく、そして正しく生きましょう。