作者:
志貴皇子(しきのみこ)
原文:
石ばしる 垂水の上の さ蕨の 萌え出づる春に なりにけるかも
読み:
いはばしる たるみのうへの さわらびの もえいづるはるに なりにけるかも
解釈:
岩底を見せて、雪解けの水が流れる小さな滝のほとり、柔らかに蕨が芽吹いているよ。ああ、春になったのだなあ。
〔吉〕吉は大吉に続いていい運勢です。今日一日を明るく楽しく、そして正しく生きましょう。