作者:
作者未詳
原文:
紅の 裾引く道を 中に置きて われか通はむ 君か来まさむ
読み:
くれなゐの すそびくみちを なかにおきて われかかよはむ きみかきまさむ
解釈:
紅の裳裾を濡らしさえすれば 渡れる川の向こうに君はいらっしゃる私が渡って行こうかしら それともやはりこのままお待ちし続けましょうか
〔末吉〕末吉といえどもまだ吉の中にあります。油断することなく身を正して暮らしましょう。