作者:
陽成院(清和天皇の皇子、元良親王の父)
原文:
筑波嶺の みねより落つる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる
読み:
つくばねの みねよりおつる みなのがは こひぞつもりて ふちとなりぬる
解釈:
筑波山の峰から流れ落ちるみなの川が積もり積もって深い淵となるように、私の恋心もどんどん深くなるばかりだ。
参考:
筑波峰:現在の茨城県にある筑波山のこと。
〔吉〕吉は大吉に続いていい運勢です。今日一日を明るく楽しく、そして正しく生きましょう。