作者:
中納言行平(在原行平。平安時代の歌人・公家で在原業平の異母兄)
原文:
立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む
読み:
たちわかれ いなばのやまの みねにおふる まつとしきかば いまかへりこむ
解釈:
貴方と別れ因幡の国へ行っても、稲羽山の峰に生える松のように貴方が待つと聞いたならすぐに帰ってきます。
参考:
いなばの山の:因幡(鳥取県)の稲葉山。
〔中吉〕今日のあなたの運勢は吉の中にいます。多少反省すべきこともあります。身を律して生きましょう。