作者:
清原元輔(平安中期の歌人。三十六歌仙の一人)
原文:
契りきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 波こさじとは
読み:
ちぎりきな かたみにそでを しぼりつつ すゑのまつやま なみこさじとは
解釈:
約束しましたね。互いに涙で濡れた袖を何度もしぼっては、あの末の松山を波が決して越さないように、二人の中も末永く変わるまいと。
参考:
契りきな:約束しましたね。
〔凶〕大丈夫。大丈夫だよ! 悲観なんかしなくていいよ。戒めをしっかり守って暮らせば大丈夫なんだから。