作者:
藤原敏行朝臣(平安前期の歌人。三十六歌仙の一人)
原文:
住の江の 岸に寄る波 よるさへや 夢のかよひ路 人目よくらむ
読み:
すみのえの きしによるなみ よるさへや ゆめのかよひぢ ひとめよくらむ
解釈:
住の江の岸に波が寄るその夜でさえ、夢の通い路でも貴方は人目を避け逢ってくださらないのでしょうか。
参考:
住の江:現在の大阪市、住吉の浦。
〔吉〕吉は大吉に続いていい運勢です。今日一日を明るく楽しく、そして正しく生きましょう。