作者:
道因法師(藤原敦頼。平安後期の歌人)
原文:
思ひわび さても命は あるものを 憂きに堪へぬは 涙なりけり
読み:
おもひわび さてもいのちは あるものを うきにたへぬは なみだなりけり
解釈:
つれない人を思い、悩み悲しんでもやはり命は長らえているのに、つらさに耐えきれずに流れ落ちるのは涙であった。
参考:
思ひわび:思い嘆いて、気力を失った状態をいう。
〔小吉〕今日のあなたはの運勢は最高とまではいえませんが吉の範囲です。油断することなく身を正して暮らしましょう。