作者:
西行法師(俗名は佐藤義清。平安末期を代表する天才歌人)
原文:
嘆けとて 月やは物を 思はする かこち顔なる わが涙かな
読み:
なげけとて つきやはものを おもはする かこちがほなる わがなみだかな
解釈:
嘆けといって月は私に物思いをさせるのであろうか。そんな訳もないのに、かこつげがましくこぼれる私の涙よ。
参考:
かこちがほ:かこつけがましい様子。
〔小吉〕今日のあなたはの運勢は最高とまではいえませんが吉の範囲です。油断することなく身を正して暮らしましょう。