江戸:
盗人の昼寝(ぬすびとのひるね) 盗人が昼寝するのは何の意味もなさそうだが夜、盗みをするために体を休めているということから、何の目的もなさそうに見える行為も、それ相応の思惑や理由があるものだというたとえ。
京都:
糠に釘(ぬかにくぎ) 柔らかい糠に釘を打ち込んでも、糠に埋もれるだけで役に立たないことから、手応えがない、効き目がないことのたとえ。
大坂:
盗人の昼寝(ぬすびとのひるね) (江戸の句と同じ)
〔小吉〕今日のあなたは小吉とはいえ吉の範囲にいます。油断することなく心しずかに暮らしましょう。