江戸:
喉元過ぎれば熱さを忘れる(のどもとすぎればあつさをわすれる) 苦しいことも過ぎてしまえば、その苦しさや恩も簡単に忘れてしまうということ。
京都:
鑿と言えば槌(のみといえばつち) 鑿を持ってくるように言われたら、一緒に使う槌ももってくることから、万事に気が利くことのたとえ。
大坂:
野良の節句働き(のらのせっくばたらき) 普段怠けている者に限って、休日に働き出すものだということ。
〔末吉〕末吉といえどもまだ吉の中にあります。油断することなく身を正しく暮らしましょう。