江戸:
頭隠して尻隠さず(あたまかくしてしりかくさず) キジは追いかけられると草むらの中に頭を突っ込んで隠し、尾が出ているのに気づかない様子から、悪事や欠点などの一部を隠して、全部を隠したつもりでいる愚かさを嘲る言葉。
京都:
足元から鳥が立つ(あしもとからとりがたつ) 身近なところで意外なことが突然起きること。 また、急に思い立って慌しく行動を起こすこと。
大坂:
阿呆につける薬はない(あほうにつけるくすりはない) 病気ならば薬で治せるが、愚かな者は薬では治せない。愚かな者を教え導く方法はないことのたとえ。
〔末吉〕末吉といえどもまだ吉の中にあります。油断することなく身を正しく暮らしましょう。