作者:
山部赤人(やまべのあかひと)
原文:
若の浦に 潮満ち来れば 潟をなみ 葦辺をさして 鶴鳴き渡る
読み:
わかのうらに しほみちくれば かたをなみ あしへをさして たづなきわたる
解釈:
若の浦に潮が満ちて来ると、干潟が無くなるので、葦の生えている岸辺に向かって鶴が鳴きながら渡っていく。
〔末吉〕末吉といえどもまだ吉の中にあります。油断することなく身を正して暮らしましょう。