作者:
柿本人麻呂歌集(かきのもとのひとまろしゅう)
原文:
あしひきの 山川の瀬の 響るなへに 弓月が嶽に 雲立ち渡る
読み:
あしひきの やまがはのせの なるなへに ゆつきがたけに くもたちわたる
解釈:
山中を流れる川の瀬音が高まるにつれて弓月が岳一面に雲が立ちのぼっていく。
〔末吉〕末吉といえどもまだ吉の中にあります。油断することなく身を正して暮らしましょう。