作者:
東歌(あずまうた)
原文:
多麻川に 曝す手作り さらさらに 何そこの児の ここだ愛しき
読み:
たまがはに さらすてづくり さらさらに なにそこのこの ここだかなしき
解釈:
多摩川でさらす手織りの布のように、さらにさらに、どうしてこの娘がこんなにも愛おしいのだろう。
〔末吉〕末吉といえどもまだ吉の中にあります。油断することなく身を正して暮らしましょう。