作者:
大江千里(平安前期の歌人。中古三十六歌仙の一人)
原文:
月見れば ちぢに物こそ 悲しけれ わが身ひとつの 秋にはあらねど
読み:
つきみれば ちぢにものこそ かなしけれ わがみひとつの あきにはあらねど
解釈:
月を見ると、色々な物事が悲しく感じられる。私一人だけに来た秋ではないのだけれど。
参考:
ちぢに:色々に。様々に。
〔中吉〕今日のあなたの運勢は吉の中にいます。多少反省すべきこともあります。身を律して生きましょう。