作者:
伊勢(平安時代の女性歌人。三十六歌仙の一人)
原文:
難波潟 短かき蘆の 節の間も 逢はでこの世を 過ぐしてよとや
読み:
なにはがた みじかきあしの ふしのまも あはでこのよを すぐしてよとや
解釈:
難波潟の蘆の短いふしの間のようなほんの少しの時間にも、遭わないでこの世を過ごせと、そうおっしゃるのですか。
参考:
難波潟:大阪付近の海の古称。
〔吉〕吉は大吉に続いていい運勢です。今日一日を明るく楽しく、そして正しく生きましょう。