作者:
凡河内躬恒(平安前期の歌人。三十六歌仙の一人)
原文:
心あてに 折らばや折らむ 初霜の 置きまどはせる 白菊の花
読み:
こころあてに おらばやおらむ はつしもの おきまどはせる しらぎくのはな
解釈:
あてずっぽうに、折るなら折ってみようか。初霜があたり一面に置いて、見分けがつかなくなっている白菊の花を。
参考:
心あてに:あて推量に。
〔中吉〕今日のあなたの運勢は吉の中にいます。多少反省すべきこともあります。身を律して生きましょう。