作者:
春道列樹(平安前期の歌人。官人)
原文:
山川に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ 紅葉なりけり
読み:
やまがはに かぜのかけたる しがらみは ながれもあへぬ もみぢなりけり
解釈:
山中を流る川に風のかけたしがらみがありますが、それは流れようとしても流れることの出来ない紅葉でありました。
参考:
しがらみ:川の流れをせき止める杭を打ち並べたもの。
〔中吉〕今日のあなたの運勢は吉の中にいます。多少反省すべきこともあります。身を律して生きましょう。