作者:
紀貫之(平安前期の歌人。三十六歌仙の一人)
原文:
人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける
読み:
ひとはいさ こころもしらず ふるさとは はなぞむかしの かににほひける
解釈:
人の心はわかりませんが、昔なじみの里の梅の花の香りだけは変わっておりません。
参考:
人は:宿の主人を指す。いさ:さあどうであろうか。
〔吉〕吉は大吉に続いていい運勢です。今日一日を明るく楽しく、そして正しく生きましょう。