作者:
周防内侍(平仲子。平安後期の歌人。女房三十六歌仙の一人)
原文:
春の夜の 夢ばかりなる 手枕に かひなく立たむ 名こそをしけれ
読み:
はるのよの ゆめばかりなる たまくらに かひなくたたむ なこそをしけれ
解釈:
春の夜の儚い夢のような戯れの手枕をして頂いた為に、つまらなく立つ浮き名が口惜しく思われます。
参考:
春の夜:季節が春、短い夜の意とを兼ねている。
〔小吉〕今日のあなたはの運勢は最高とまではいえませんが吉の範囲です。油断することなく身を正して暮らしましょう。