作者:
謙徳公(藤原伊尹。平安中期の公卿)
原文:
哀れとも いふべき人は 思ほえで 身のいたづらに なりぬべきかな
読み:
あはれとも いふべきひとは おもほえで みのいたづらに なりぬべきかな
解釈:
「かわいそうに」と言ってくれるはずの人も思い当たらないまま、私はこのままむなしく死んでしまうでしょう。
参考:
あはれとも:かわいそうにとも。
〔中吉〕今日のあなたの運勢は吉の中にいます。多少反省すべきこともあります。身を律して生きましょう。