作者:
光孝天皇(仁明天皇の第三皇子。宇多天皇)
原文:
君がため 春の野にいでて 若菜摘む わが衣手に 雪は降りつつ
読み:
きみがため はるののにいでて わかなつむ わがころもでに ゆきはふりつつ
解釈:
貴方に差し上げる為に春の野に出て若菜を摘んでいると、わたしの袖に雪が降りかかっておりました。
参考:
若菜:早春の野に生える、食用になる若草の総称。
〔吉〕吉は大吉に続いていい運勢です。今日一日を明るく楽しく、そして正しく生きましょう。