作者:
恵慶法師(平安中期の歌人。僧で中古三十六歌仙の一人)
原文:
八重むぐら しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり
読み:
やへむぐら しげれるやどの さびしきに ひとこそみえね あきはきにけり
解釈:
幾重にも雑草の生い茂ったこの寂しい宿に、人は誰も訪ねては来ないが秋はやってきたのだ。
参考:
八重むぐら:幾重にも茂った雑草。葎(むぐら)。
〔小吉〕今日のあなたはの運勢は最高とまではいえませんが吉の範囲です。油断することなく身を正して暮らしましょう。