作者:
僧正遍昭(俗名は良岑宗貞。平安時代の僧・歌人で、六歌仙・三十六歌仙の一人。桓武天皇の孫)
原文:
天つ風 雲のかよひ路 吹きとぢよ 乙女の姿 しばしとどめむ
読み:
あまつかぜ くものかよひぢ ふきとぢよ をとめのすがた しばしとどめむ
解釈:
空を吹く風よ、雲の中の通り道をふさいでおくれ。この美しい天女の姿をもう少しとどめておきたいのだ。
参考:
雲の通ひ路:天女が天井へ帰る雲の切れ間の路のこと。
〔大吉〕今日のあなたは最高の運勢に守られています。とはいえ、奢ることなく身を律して暮らしましょう。