作者:
藤原実方朝臣(平安中期の歌人。中古三十六歌仙の一人)
原文:
かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしもしらじな 燃ゆる思ひを
読み:
かくとだに えやはいぶきの さしもぐさ さしもしらじな もゆるおもひを
解釈:
こんなにも貴方を思っていることを、口に出して言うことができるでしょうか。ましてや伊吹山のさしも草のように燃える様な思いを、貴方はご存じないでしょう。
参考:
かくとだに:こんなであるとだけでも。
〔中吉〕今日のあなたの運勢は吉の中にいます。多少反省すべきこともあります。身を律して生きましょう。