作者:
相模(平安後期の女流歌人。中古三十六歌仙・房三十六歌仙の一人)
原文:
恨みわび ほさぬ袖だに あるものを 恋に朽ちなむ 名こそ惜しけれ
読み:
うらみわび ほさぬそでだに あるものを こひにくちなむ なこそをしけれ
解釈:
つれない人を恨み嘆いて、涙にぬれて乾くひまもなく袖が朽ちてしまいそうなのに、この恋のために浮き名が立って私の名が朽ちてしまうのも残念でなりません。
〔中吉〕今日のあなたの運勢は吉の中にいます。多少反省すべきこともあります。身を律して生きましょう。