作者:
紀友則(平安前期の歌人・官人。三十六歌仙の一人)
原文:
久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ
読み:
ひさかたの ひかりのどけき はるのひに しづごころなく はなのちるらむ
解釈:
日の光がのどかな春の日に、どうして落ち着いた心もなく桜の花は散るのだろうか。
参考:
ひさかたの:天、空にかかる枕詞。
〔大吉〕今日のあなたは最高の運勢に守られています。とはいえ、奢ることなく身を律して暮らしましょう。