作者:
藤原道信朝臣(平安中期の歌人。中古三十六歌仙の一人)
原文:
明けぬれば 暮るるものとは 知りながら なほ恨めしき 朝ぼらけかな
読み:
あけぬれば くるるものとは しりながら なほうらめしき あさぼらけかな
解釈:
夜が明けたらいずれ日は暮れる、そしてまた逢う事が出来るとはわかっていますが、貴方と別れなければならない夜明けは恨めしい。
参考:
朝ぼらけ:夜がほんのり明けはじめた頃。
〔中吉〕今日のあなたの運勢は吉の中にいます。多少反省すべきこともあります。身を律して生きましょう。