作者:
平兼盛(平安中期の歌人。三十六歌仙の一人)
原文:
忍ぶれど 色に出でにけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで
読み:
しのぶれど いろにいでにけり わがこひは ものやおもふと ひとのとふまで
解釈:
忍びこらえていたけれど、とうとうその素振りに出てしまった。何か物思いをしているのですかと人が尋ねる程に。
参考:
色:顔色。素振り。
〔大吉〕今日のあなたは最高の運勢に守られています。とはいえ、奢ることなく身を律して暮らしましょう。