作者:
後徳大寺左大臣(藤原実定。平安時代末期~鎌倉時代初期の歌人・公卿。藤原定家の従兄弟)
原文:
ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただ有明の 月ぞ残れる
読み:
ほととぎす なきつるかたを ながむれば ただありあけの つきぞのこれる
解釈:
ほととぎすが鳴いた方を眺めると、その姿は見えずにただ有明の月が残っている。
参考:
鳴きつる方:鳴いた方。
〔中吉〕今日のあなたの運勢は吉の中にいます。多少反省すべきこともあります。身を律して生きましょう。