作者:
殷富門院大輔(平安末期の歌人。女房三十六歌仙の一人)
原文:
見せばやな 雄島のあまの 袖だにも 濡れにぞ濡れし 色はかはらず
読み:
みせばやな をじまのあまの そでだにも ぬれにぞぬれし いろはかはらず
解釈:
貴方にお見せしたいものですね、この血の涙のために色の変わった私の袖を。あの雄島の漁夫の袖でさえ、ひどくぬれはしましたが色は変わりませんでした。
参考:
見せばやな:見せたいものですね。
〔小吉〕今日のあなたはの運勢は最高とまではいえませんが吉の範囲です。油断することなく身を正して暮らしましょう。