作者:
右近(平安中期の女流歌人)
原文:
忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 人の命の 惜しくもあるかな
読み:
わすらるる みをばおもはず ちかひてし ひとのいのちの おしくもあるかな
解釈:
貴方に忘れられる私のつらさは何とも思いません。ただ、神に誓った貴方の命が神罰により失われてしまうのではないかと、惜しく思われてなりません。
参考:
忘らるる:貴方に忘れられる。
〔吉〕吉は大吉に続いていい運勢です。今日一日を明るく楽しく、そして正しく生きましょう。