作者:
赤染衛門(平安中期の女流歌人。中古三十六歌仙・女房三十六歌仙の一人)
原文:
やすらはで 寝なましものを 小夜更けて かたぶくまでの 月を見しかな
読み:
やすらはで ねなましものを さよふけて かたぶくまでの つきをみしかな
解釈:
ためらわずに寝てしまえばよかったのに貴方をお待ちして、夜明けが来て沈むまで月を見ておりました。
参考:
やすらはで:躊躇せずに。ためらわずに。
〔中吉〕今日のあなたの運勢は吉の中にいます。多少反省すべきこともあります。身を律して生きましょう。