江戸:
憎まれっ子世に憚る(にくまれっこよにはばかる) 人から憎まれるような者ほど、逆に世間では幅をきかせるものであるということ。
京都:
二階から目薬(にかいからめぐすり) 二階から階段下の人に目薬をさすように、物事が思うようにいかず、もどかしいさま。
大坂:
憎まれっ子頭堅し(にくまれっこかみかたし) 他人に憎まれるような腕白な子供は、概して健康で丈夫な子であることをいう。
憎まれっ子神直し(にくまれっこかみなおし) 人に憎まれるような人は、いずれ神様が、その非を見咎めて性格を直してくれるものだ。
〔小吉〕今日のあなたは小吉とはいえ吉の範囲にいます。油断することなく心しずかに暮らしましょう。