江戸:
骨折り損のくたびれ儲け(ほねおりぞんのくたびれもうけ) 苦労するばかりで全く利益の伴わず、疲れだけが残ること。無駄な努力。
京都:
仏の顔も三度(ほとけのかおもさんど) いかに温和で慈悲深い人でも、無礼をたびたび加えられればついには怒り出すとのたとえ。 仏の顔も三度撫なづれば腹立つる。
大坂:
惚れたが因果(ほれたがいんが) 惚れたのが運の尽き。好きになったのだから苦労するのも仕方がない。惚れたのが運の尽きということ。
〔末吉〕末吉といえどもまだ吉の中にあります。油断することなく身を正しく暮らしましょう。