作者:
阿倍女郎(あべのいらつめ)
原文:
我が背子が 着せる衣の 針目落ちず 入りにけらしも 我が情さへ
読み:
わがせこが けせるころもの はりめおちず いりにけらしも あがこころさへ
解釈:
縫ってさしあげる、あなたのお着物の、針目に残らず入ってしまったようです。糸ばかりか、わたしのこころまで。
〔小吉〕今日のあなたはの運勢は最高とまではいえませんが吉の範囲です。油断することなく身を正して暮らしましょう。