また、女性が初めてのお産を迎えるときにも安産を祈願しに神社やお寺を訪問しますね。このように日本では何か願い事があるとき社寺を訪問して神仏に様々な願いをする習わしがあります。
こんなとき、この一年の運勢を占ってくれるのが、「開運おみくじ」です。何かの願いを持つ人々はおみくじを引いて自分の運勢を占います。
おみくじを引いてみたら「大吉」や「吉」などがでれば思わず嬉しくなります。しかし「凶」とか「大凶」などが出たらこれから何か悪いことが起こるのではと思って気分が落ち込んでしまいます。
おみくじに記されていることは、神仏のご託宣ですから、吉がでたら素直にそれに従って暮らすのが良いでしょう。
一方でもしも凶が出たら悪いことが起こるという意味ではなくて、悪いことを避けるために気を付けるべき戒めや教訓など、神さまからのお告げ、ご託宣が記されているのです。
ですから、そこに記されていることを自分への戒めとして受け止め、人生の暗黒面へ落ち込まないように注意して暮らすようにすれば良いのです。
それでも凶がでたら、もう一度引きなおしてみたいと思うかも知れません。ここで疑問が湧いてきます。一体「おみくじの効果はいつまで続くのか?」という疑問です。
おみくじは引いた時点でのあなたの運勢について神様からのお告げやご神託です。おみくじに特別な有効期間というものはなく、一般的にはおみくじを引いたときから次に引くまでそのおみくじの効果が続くとされています。
また、別の考えとして、合格祈願や恋の成就、仕事の完成、あるいは安産などを願いながら引いたおみくじの効果は、その願いが成就するまで続くといいます。
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